「先生、私彼に嫌われたかもしれません・・・」
「付き合う前はたくさん連絡をくれたのに、付き合ってから一気に減ったんです」
悲しそうな表情で相談に来てくれたのは、携帯会社に勤めるアンナさん（31才）。
アンナさんは先月、ずっと好きだった彼と見事交際することができ、とても嬉しそうでした。
しかし、付き合って３週間くらい経った頃、彼からの連絡が顕著に減ってきたそうで、アンナさんは不安でいっぱいになってしまい、今回鑑定に来てくださいました。
付き合う前までは連絡が多かったのに、付き合った後に連絡が減ると、「何かしちゃったかな？」「もしかして嫌われた？」と不安になりますよね。
付き合いたてならばなおさら、まだお互いに信頼関係も築けていないでしょうし、心配になると思います。
今回は、「付き合う前は連絡をマメにくれていたのに、付き合ってから減ったのはなんで？」と疑問に思っている女性へ向けて記事をまとめました。
テーマは以下の３つ
- 付き合いたてなのに、彼氏からの連絡が減ったのは嫌われたからなのか？
- 付き合ってから彼氏の連絡が減った理由・男性心理とは？
- 【連絡を増やしたい！】付き合ってから連絡が減った彼への対処法
連絡が多ければ、愛情を感じます。
連絡が多ければ、安心もできます。
彼氏からの連絡が減ってしまった理由をこの記事にて確認していただき、今後の彼との付き合い方の参考にしていただければと思います。
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目次
付き合いたてなのに彼氏からの連絡が減ったのは嫌われたから？
最初の項目では、「付き合ってから連絡が減るのは嫌いになったから？」と不安を感じている方へ、それに対する答えを書いていきます。
結論を先に述べるなら、彼氏からの連絡が減ったのは「嫌いなった」ではありません。
連絡の多さと愛情の量は比例しないため、連絡が減ったことで落ち込む必要はないです。
「連絡の数＝愛情の大きさ」といった価値観や先入観は間違っているので、ゴミ箱に捨てておきましょう。
付き合ってから連絡が減ってしまう理由は次の項目でお伝えしますが、簡単に答えるならば「する必要がない」から彼はしないだけです。
元々LINEやメールはあくまで「緊急時に連絡を取る手段」としてのツールであり、愛を図るツールではありません。
その通信手段に対する思い入れが、あなたが感じる溝になったのかもしれませんね。
心配せずとも、彼はあなたを嫌いになったわけではないのでご安心ください。
付き合ってから彼氏の連絡が減った理由・男性心理
この項目では、付き合ってから彼氏からの連絡が減った理由を、男性心理に基づいて解説していきます。
「減った＝嫌われた」という断定的な概念はいったんよけておき、「どうして彼は連絡を減らしたのだろう？」と、Why視点で考えてみましょう。
付き合ってから彼氏の連絡が減った理由は全部で３つあります。
会う回数が増えたから
単純な答えとして、「あなたと会う回数が増えたために連絡をする必要がなくなった」があります。
付き合う前は、会うことが当たり前ではありません。
いくら仲が良くても、恋人でなければ気軽に誘うこともできないですよね。
その緊張感から、彼は会う代わりに連絡を頑張っていたのだと思います。
頑張っている、というより「楽しんでいた」が正解です。
そして交際することができた今、「いつでも会える関係」になったわけですから、彼の連絡が減ってしまうのは至って普通のこと。
むしろ彼を安心させることができているのですから、あなたはそれほど上手に彼と付き合えている証拠です。
連絡が減っていたとしても、きちんと彼と会えているのならば、心配することはありません。
元々連絡を無理して送っていたから
彼は元々、連絡ツールが苦手だったのかもしれません。
それが付き合えたことによって解放され、今は手を抜いているのかも。
あなたと付き合う前は、あなたのことを自分のものにするために【無理して】連絡を頑張っていた。
その結果、あなたと交際できたのならば、彼はもう頑張る必要がなくなったということです。
LINEやメールなどの文字を打ち込むツールは、画面も小さく、書くこと・読むことに疲れを感じる男性も多いです。
男友達同士なら、電話や短文・一言・スタンプなどで気軽にやり取りができるので負担はかかりません。
しかし、対女性となると、男性側も気を遣ったり無理して文章を打ち込んだりする必要があります。
これは誰も強制したわけではないですが、どこか「女性にはこうしなければ」とか「きたものと同じ量の文章を書かなくては」という使命感が生まれるのだと思います。
彼は、あなたとの関係性に疲れているのではなく、単純に「LINE・メール」に疲れているだけ。
これからは電話に切り替えるか、彼が疲れないようにあなたも短文でラフな連絡を送りましょう。
「こいつとやり取りすると疲れる」と思われてしまっては、せっかく付き合えたのに別れる方向へ進んでしまいます。
付き合えて安心しているから
彼は、あなたと付き合えてそれで満足してしまっているのかもしれません。
よく世間では、連絡が減ったり扱いが雑になったりすることを
「（男性は）釣った魚（女性）に餌をやらない」
と比喩します。
その言葉通り、男性は付き合う前までは頑張るけれど、付き合った後に手を抜く人が多いように見えるかもしれません。
しかし、実は彼らは手を抜いているのではなくて、ただ「安心している」だけ。
安心できているから、連絡を頻繁にする必要がないのです。
ここをしっかりと理解してあげましょう。
対して女性は、好きな人と付き合えるとどうしても欲が出てきます。
- もっと連絡を増やしてほしい
- もっと文章を長くしてほしい
- もっとハートマークや愛のあるスタンプを使ってほしい
など、愛情を求める欲求が出てきます。
しかし、忘れてはいけないのは、「連絡が取れること自体、そもそも幸せ」ということ。
付き合う前の「連絡が多かった頃」は当たり前ではなく、彼が無理をしていたのです。
付き合った後の「連絡が減った状態」が、二人にとってデフォルト（標準）であり、幸せなことなのです。
彼は、あなたと付き合えてとても幸せで、嬉しい気持ちでいっぱいです。
しかしそれを形にすることが苦手だから、連絡が減ってしまうのです。
彼と会えた時に、彼の仕草や行動を見て「幸せそうじゃん」と思えたならば、それがそのまま答えです。
男性を安心させてあげられる女性は「あげまん」と呼ばれます。
あなたはあげまんでしょうか、それともさげまんでしょうか。
付き合ってから連絡が減った彼氏への対処法
最後の項目では、付き合ってから連絡が減った彼氏への対応について解説していきます。
- 彼からの連絡を増やしたい
- 連絡が減って生まれた不安な気持ちを消したい
そう思った場合は、以下の対処法を試してみてください。
ステップ形式で、３段階あります。
順番に進めてみてください。
ステップ①：自分はどうしてほしいのかを決める
最初にしていただきたいのは、あなたが彼に
- 一体何をしてほしいのか？
- どうしてほしいのか？
を決めることです。
自分の抱えているモヤモヤの正体を明瞭にし、できれば文章やスマホのメモにまとめておいてください。
例えば、
- 嫌われていなければ、連絡は減ってもいいのか？
- とにかく連絡だけ増やしてほしいのか？
- 長文をもらえれば安心できるのか？
など、自分が一体相手に何を求めているのか？をハッキリさせておくのです。
最初の項目でお話ししましたが、「連絡の多さ＝愛情の大きさ」は成り立ちません。
むしろ連絡が少ない方が、愛情が大きい場合だってあるのです。
- それを踏まえた上で、あなたは彼に何を求めますか？
- 連絡を増やしてもらいたいですか？
- それとも、愛情をもっと表現してほしいですか？
そこを明確にしておかないと、彼へどう対処していけばいいかもあやふやになります。
間違ったまま彼に「連絡してよ！」とぶつかってしまうと、彼に逃げられることだってあります。
連絡が減ることは、落ち込むことでもないですし嫌われたと考える必要もありません。
それを考えた上でも、「彼に連絡を増やしてほしい」と思う場合は、ステップ②そして③へとお進みください。
ステップ②：連絡の回数・会う回数を減らす
彼からの連絡を増やしたいと思うなら、まずしていただきたいのは「引き算」です。
これは連絡を減らすこと、会う回数を減らすことで、相手からの連絡を増やす単純な対処法です。
「付き合ってから彼氏の連絡が減った理由・男性心理」の中でも解説しましたが、男性が連絡を減らしてしまうのは、付き合えただけで満足し、安心しているからです。
それならシンプルに、付き合う前と似た環境をあなたが作っていけばいいのです。
付き合う前、なぜ彼は頑張ってくれましたか？
それは、あなたと会えること・連絡が取れることが当たり前ではなかったからです。
あなたが少しずつ彼との関係性を引き算することによって、彼は再び頑張ってくれるでしょう。
ただし、彼に連絡をさせることは「彼にとって負担になる可能性がある」ことも覚えておいてくださいね。
補足
ちなみに「引き算」というのは連絡や会う回数のことだけではなく、身に着ける装飾品を外すことや、家にあるものを断捨離することも「引き算」です。
引き算は恋愛運を高め、相手との関係性が良くなるための方法でもあるので、ぜひ試してみてください。
ステップ③：話したくなるような経験を積む
連絡が減ったということは、LINEやメールでの会話が減ったわけですよね。
それなら、「もっと会話したい」と思わせるような経験を積むことが、非常に効果的です。
例えば、
- 彼が興味あるスポーツの体験会に参加してみる
- 一人で旅行したりカフェ巡りをしてみる
- 仕事などで新しいチャレンジをしてみる
など、初めての体験・経験を自ら行い、彼に話してみましょう。
多くの男性は、「頑張っている女性」が好きです。
自分磨きをしている女性もそうですし、新しい挑戦、そして失敗する女性の姿を見ることが好きなのです。
どこか父性が反応するのかもしれませんし、女性のためのヒーロー（手助け）になりたいと思っているのかもしれません。
その男性心理をくすぐるように、あなたもいろいろな「初体験」にチャレンジしてみてください。
そしてそのことを、彼に端的に伝えましょう。
彼が興味あるものであれば、相手の方からたくさん連絡が来ます。
彼の得意分野である仕事なら、彼の方からアドバイスをたくさんしてくれます。
付き合ってからもどんどん果敢にチャレンジする姿は、彼の目にはとても魅力的にうつります。
そして、「このままじゃ他の男に取られる」と不安になり、連絡は必然と増えていくのです。
付き合う前の努力も大事ですが、付き合った後の「継続する努力」の方がもっと大事です。
彼とのやりとりを増やすことはあくまで通過点とし、自分を高める経験をどんどん増やしていきましょう。
まとめ
今回は
以上の３つのテーマで記事を構成しました。
最後のまとめとして、もう一度お伝えします。
「連絡の多さ＝愛情の多さ」は成り立ちません。
愛情があるから連絡が増えることはなく、むしろ、愛している・安心しているから連絡が減ったと考えていきましょう。
いえ、減ったというよりもそれが「通常運転」であることを、受容してみてください。
彼からの連絡が減ったことは確かに悲しいですが、なぜ相手がそうなったのか？を理解することが、本当の「愛」だと思います。
彼の気持ちを知り、そしてあなたにできる対処をとっていきましょう。
その中で行き詰まった時は、いつでも頼ってくださいね。
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